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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2011年7月20日付け

 「医師としては素晴らしいが、果たして経営がどうなることか—」とため息をつくのは、心臓病院の完成を待つ、アプカラナ文協の役員だ。
 ランダス医師は、一風変わった人物だ。建設会社を入れず自分で施工管理をする医者など、聞いたことがない。総領事らの前でもTシャツとジーンズ姿で、媚びる様子はなかった。ただ、協調性に欠け、周囲と衝突することが多いようだが—。
 日本でドラマになるほど有名なら、「先生」と崇められ、天狗になっても不思議ではないが、その欠片も見られない。前職で、横柄な態度を取る日本の大学病院の教授によく接していた記者は、少々面食らったほどだ。
 彼がこだわる低コスト、エコ病院の発想は、実現すれば理想的な病院になるのは間違いない。色々と問題は起こるかもしれないが、彼の信念に期待できるところは大きいと思った。(詩)

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