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靖国神社献詠会=ブラジル1首2句が入選

ニッケイ新聞 2011年7月26日付け

 靖国神社創立記念祭に合わせて行われる「短歌献詠会」の披講式が先月29日に靖国神社であり、ブラジルからの応募作品のうち入選した短歌1首が披講された。
 また、俳句2句が7月13〜16日に同神社で開催されたみたま祭で懸雪洞として発表された。
 ブラジル靖国英霊奉祭会(浜口はるみ会長)が今年1月に応募を呼びかけ、集まった短歌11首、俳句10人50句を日本へと送っていた。
 入選作品は次の通り。【短歌】「湿原を数百頭の牛渡る牧童二人が鞭鳴らしつつ」(渡辺光、故人)
【俳句】「醫(い)の字ある父の戒名秋彼岸」、「冬日濃し人種の坩堝てふ国に」(西山ひろ子)
     ◎
 応募された全作品を掲載した「献詠歌集」「献詠句集」が11月下旬に刊行される。各2500円、ブラジル靖国英霊奉祭会事務所を通じて購入できる。
 問合せは同会(11・3207・1307)まで。

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