ホーム | 日系社会ニュース | 展覧会『Earth・Love』=小嶋、荒木さんが合同で=絵画や皮工芸など40点

展覧会『Earth・Love』=小嶋、荒木さんが合同で=絵画や皮工芸など40点

ニッケイ新聞 2011年10月6日付け

 画家の小嶋勇さん(72、福岡)、皮工芸家の荒木スミ子さん(同、同)による合同展覧会『Earth・Love〜dois universos』が6〜29日まで芸術文化スペース・ジョー・マベ(Av. Brigadeiro Luis Antonio, 4225, Jardim Paulista)で開かれる。入場無料。
 絵画、オブジェ、タペストリー、パネルなど抽象作品約40点が展示される。
 小嶋さんは福岡学芸大学美術科卒業後、北南米や欧州で遊学。当地に5年間滞在経験があり、「ブラジルの鮮やかで大胆な色彩の使い方に大きな影響を受けた」という。毎年来伯し展覧会を開く。
 初来伯の荒木さんは、長年中学校で美術を教え、退職後は制作活動に専念、皮工芸教室を主宰。日本美術教育に初めて皮を素材として取り入れた先駆者でもある。
 日展(日本美術展覧会)で入賞した際、「審査員から『日展は世界に出るためのステップ。日本文化を背負って仕事をしなさい』と言われ、思い切って小嶋さんに話を持ちかけてみた」と合同展のきっかけを語る。
 使用する素材は麻と皮。植物、動物という対照的な素材を採用した理由を、「悪い事があるから良い事もある。相反するものの根は一つということを伝えたい」と話す。
 案内のため来社した二人は、「多くの人に見に来て頂きたい」と来場を呼びかけている。
 月〜金曜の午前10時〜午後6時、土曜は午後3時まで開館。6日午後7時からイナウグラソンがある。
 問い合わせは同会場(11・3885・7140、3884・1277)まで。

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • 【日本移民112周年記念】コロナ禍に立ち向かう日系社会の皆様へ=駐ブラジル日本国特命全権大使 山田彰2020年9月28日 【日本移民112周年記念】コロナ禍に立ち向かう日系社会の皆様へ=駐ブラジル日本国特命全権大使 山田彰  ブラジルへの日本人移住112周年を記念する「移民の日特別号」の発行をお慶び申し上げます。  日本とブラジルの緊密な友好関係の重要な礎となっているのが、ブラジルにおける日系社会という特別な人的な絆です。日本人移住者及び日系人の皆様は、移住後に大変なご苦労を経験されまし […]
  • 本紙への寄付者芳名2020年9月26日 本紙への寄付者芳名  ブラジル相撲連盟の赤木政敏(あかぎまさとし)相談役、エンポリオ古賀(ニッケイ新聞代理店)、大矢進貞さん(ゆきさだ)、おもいで酒場パブラオケ、林ヨシノブ・パウロさん、平延渉さん(ひらのぶわたる)、匿名希望の篤志家の皆さまより寄付をいただき、ありがとうございました。 […]
  • 《記者コラム》パンデミックは好機?! 一気に進む世代交代2020年9月22日 《記者コラム》パンデミックは好機?! 一気に進む世代交代  「戦後移民の時代」は訪れることなく、過ぎ去った。結果的に、それで良かったのかもしれない。アアダコウダ言わず、素直にそう考えた方が前向きか。30代、40代の若者らが中心になって実施され、実に手際よく広範な内容を含みつつ、コンパクトに凝縮された「文協統合フォーラム2020」( […]
  • ■訃報■本紙営業・阿部ヤエコさん2020年9月15日 ■訃報■本紙営業・阿部ヤエコさん  本紙営業部に長年勤務した阿部ヤエコさんが12日午前、サンパウロ市南部にある自宅で亡くなった。十二指腸癌の持病があり、当初は胆石治療のために入院した。12日にいったん退院した後、背中の痛みを覚えるなど急変。強い吐き気をもよおして息が詰まり、午後7時半頃に亡くなった。享年 […]
  • 手塚治虫の絶筆『グリンゴ』=ブラジル日系社会が遺作に(上)2020年9月4日 手塚治虫の絶筆『グリンゴ』=ブラジル日系社会が遺作に(上)  『火の鳥』『ブラック・ジャック』などの傑作を次々に発表し、存命中から“マンガの神様”と呼ばれていた天才漫画家・手塚治虫(1928―1989年)を知らない日本人は少ない。しかし、彼の未完の絶筆『グリンゴ』がブラジル日系社会をモデルにしていたことはあまり知られていない。 […]