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文協=大総合美術展が開催中=3部門252点が一堂に=16日まで

ニッケイ新聞 2011年10月12日付け

 文協美術委員会(小田エルザ委員長)主催の『第5回文協大総合美術展』が9日から文協ビルで開かれている。
 8日午後にあった授賞式には、各部門のアーティストが一堂に会し、友人や家族約400人が祝福に訪れた。
 応募352点のうち252点が入選。大サロン、13・14・15会議室、3階貴賓室で16日まで展示される。
 授賞式には木多喜八郎文協会長、在聖日本総領事館の小林雅彦首席領事、国際交流基金の深野昭所長、羽藤ジョージサンパウロ州義、野村アウレリオサンパウロ市議が出席した。
 来賓の挨拶に続いて現代芸術・美展(具象画)・工芸各部門の受賞者18人へと表彰プレートが贈られた。
 現代芸術で金賞を獲ったヴェラ・デ・アウゲブルゲさん(59)は4回目の出展。今回の初入賞に「認められて嬉しい」と喜びを隠せない。
 「指導者の提案で画材をアクリルから色鉛筆に変えた。感情を形で表現するのに鉛筆のタッチの柔らかさがぴったりだった」と声を弾ませた。
 美展部門で金賞に輝いた矢島エイジさん(68、二世)は5年前から出展しており、昨年は銀賞を受賞。緑、オレンジと補色を組み合わせた迫力のある受賞作を前に、「この美術展のために描いた作品でした」と充実の笑みを見せた。
 小田委員長は、「各部門のレベルが上がると同時に、現代美術と美展の境目が曖昧になりつつある」と傾向を話し、「受賞を自信にさらに飛躍してほしい」と願いを込めて語った。
 開催日は16日まで(12日は閉館)。平日は正午〜午後6時、土曜は午前10時から午後6時、最終日は午前10時〜午後3時。
 問合せは文協(11・3208・1755)まで。

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