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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2011年11月1日付け

 伯国各地で根を張って生きる移民とその子孫、総勢123人の出会いの旅。 今回のふるさと巡りで訪れた亜国とウルグアイでは、移住先の国は違っても、参加者たちが見せた「南米の移住者同士」の意識の強さが、深く印象に残った。
 参加者の多くは積極的に現地日本人会と交流し、すぐに打ち解けていた。中には感動して涙を流す人も。そんな場面をたくさん目にした5日間で、日本ではできない貴重な経験だった。
 平均年齢は70代、90代の参加者もいた。伯国を飛び出し2カ国を忙しく回るこの旅行を、疲れた様子もみせず最後まで楽しんだ参加者たちの若さには、脱帽の思いだった。
 「ブラジルはいいところでしょ。ここは天国」と一世が話すのをよく耳にしてきた。同じ南米の地に移住し、境遇を同じくした亜国とウルグアイの「同胞」と苦労話を交わす中、「ふるさとは日本ではなく南米」という思いも確認し合ったのかもしれない。(詩)

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