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ニッケイ新聞 2011年11月11日付け

 吟剣詩舞大会を13日に開く祥こう流詩舞道ブラジル本部。現在は一世の女性を中心に約50人が所属する。剣舞は男性に人気があり、居合い道や剣道の指導者だった人もいるとか。だが、刀が少ないため、移民が昔持ってきたものを譲ってもらったり、日本から持参したりと一苦労。森下祥星理事長は「『真剣じゃない』と言っても空港では必ず止められます」と苦笑する。物腰柔らかな会員方の荷物から刀が何本も出てきては、空港職員もさぞ肝を冷やしたことだろう。
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 援協の評議員会で、海外日系人大会への出席で訪日していた菊地会長が報告を行った。各団体の要人と会合、「援協は日本でも注目されていると感じた」と話す。〃最後の支援〃を申し出ている神内良一氏と会ったさい、神内氏は自らが援助した施設が「特に高齢者の移民のために使われているかどうか」を気にかけていたとか。提出された3つの事業案のうち、どの案に支援がなされるのか—注目したいところ。
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 今週末12日午後1時から文協貴賓室で授賞式が開かれる『にっけい文芸賞』の散文賞(佳作)に選ばれた「ガリンペイロ(採金夫)体験記」(杉本有朋著)が日系書店での定価60レアルのところ、受賞を記念した特別価格50レアルで販売される。金鉱セーラ・ペラーダでの生活の様子が日本語で綴られた貴重な証言ともいえる1冊。手にとってみてはいかが?

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