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ニッケイ新聞 2009年10月20日付け

 2016年の五輪開催が決まったリオで17日、麻薬組織間の抗争のため出動した警察のヘリコプターが狙撃されて墜落、警官2人が死亡した。銃撃戦では10人以上が死亡しており、日本各紙は「五輪大丈夫?」「リオは戦場」と報道している。一部メディアによれば当局側は、「リオ全体ではなく一部地域の問題」と話しているようだが、あと7年―と高をくくらず、治安問題に本腰を入れて欲しいところ。
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 9日にあった商議所昼食会では、新たに入会した3社の紹介が行われた。「あと20社増えれば、過去最高の333社(1990年)を越える」と平田藤義事務局長。商議所関係者によると、これからのブラジルの発展を見込んでか、工場設置に関する日本企業からの問い合わせが増えているとか。
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 年々増加傾向にあるという乳がん患者。25日に無料検診キャンペーンを行う日伯友好病院の熊谷ケンジ医師によれば、「非日系人に比べると、ホルモンの関係で日系人のほうが比較的罹患率が少ないが、親戚に乳がんにかかった人がいる場合、その割合は高い」とか。読者の女性もこの機会に是非検診を。

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