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ニッケイ新聞 2011年12月7日付け

 『笠戸丸移民100年の証言』を完成させたFDP記録映画製作所。取材で撮りためた35時間にわたるテープは現在、大阪の佐藤さん宅に保管されている。しかし野崎さんは「完成したものにこそ価値がある」と話し、テープを後世に残す考えはないのだとか。映像製作者としての誇りから出た言葉かもしれないが、移民の証言記録は史料としても貴重。折角すくい上げた歴史を手放すのはもったいない。
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 イビラプエラ体育館で5日に行われた『女子ハンドボール世界選手権』日本対ブラジルの試合は、開催国だけあって観客席は「ブラジル」コールの渦。日本代表を応援する人は極々わずか。記者会見でも日本語メディアは耳子がポツン。サッカーやバレーボールなどに比べると知名度は低いが、流れるようなパス連携、力強いシュート、スピード溢れる速攻など魅力溢れるスポーツだ。残り3試合で2勝が決勝進出ライン。読者のみなさんが応援に駆けつければ選手も心強い!?
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 文協絵画教室も今年で38年目を迎える。当初は2年の予定だったというが、受講者に応える形で続いてきた。「眠っている才能を引き出すのが自分の仕事」と語り、指導にあたる近藤敏代表は「今まで知らなかった自分を発見できるのが魅力かな」とその人気を分析する。参加者は大人、特に高齢者が中心だとか。「長年通う生徒は次第に観察力や判断力が養われ、ものの見方も変わってくる」と近藤代表。

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