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東西南北

ニッケイ新聞 2012年1月11日付け

 リオ市の不動産購入者には外国人や州外の人が多いという言葉を裏付けるかのように、同市を訪れる観光客はかつてないほどとの記事が8日付エスタード紙に出た。この夏の観光客は300万人と予想されるという部分までは良いのだが、問題なのは、リオ市にはこれだけの観光客を受け入れるための基幹構造が備えられていないとの記述。キリスト像のあるコルコバードの丘やポン・デ・アスーカルに登るための人の列などに、器が準備できない内に物を詰め込もうとする伯国にありがちな姿が垣間見える。
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 聖市クラコランジアの取締りは、軍警トップを狙う人物が功をあせって前倒しした可能性をにおわす記事があった。息子が提出した法案向けに自分が統括する省の予算支出を認めた大臣、汚職その他で解雇された公務員は週平均11人など、疑惑の臭いふんぷんという話が続出しているのは情報公開が進んだ証しか。
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 FIFAバロンドール授賞式は、メッシ所属の〃バルサ〃ことバルセロナFCが独占。最優秀監督のグァルディオーラはじめ、ベストイレブンにも5人が選ばれた。また、バルサのライバル、レアル・マドリッドからも4人がベストイレブンに選ばれるなどスペイン勢の一人舞台。伯国としては、バルサの右サイドとして渋い活躍を見せるダニエル・アウベスの選出が嬉しいところ。

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