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ニッケイ新聞 2012年2月29日付け

 本紙はもちろん、前身であるパウリスタ、日伯毎日両紙の元記者らによるリレーエッセイ『OBからの一筆啓上』。昨年からスタートしたものの一時休載していたが、今週から再開の運びとなった。記者だから知るコロニアの秘話や、時事に関する忌憚ない意見をお願いしている。隔週水曜日付で掲載予定。お楽しみに。
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 とある県人会の定期総会で、二世の会長は終始一言も日本語を話さなかった。役員改選で続投が決まった後もポ語で挨拶。そのまま進行するかにみえたが、ある一世会員が立ち上がり「所信表明がよく分からない。日本語で話してくれ」と主張。会長はポ語で「日本語が苦手で…」の一点張りだったが、会長横に座っていた一世の議長が日本語で会長挨拶を要約。指摘されるまでもなく、そうすべきでは?とも思ったが、会員は県人会会長としての自覚を問いたかったのかも。

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