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ニッケイ新聞 2012年3月2日付け

 漢字ファンのブラジル人が多いのか、しばしば「友情」「愛」などと刺青をしている人を見かける。半年ほど前にも、特に親日家というわけでもない、自宅マンションの受付男性に「自分の名前(クレイベルソン)を漢字で書いてくれ」と言われた。「当て字だからね」と断り「暮井辺流村」と書いて渡すと、先日「あの名前、Tシャツにプリントしたよ」と報告が。家族で着ているとか。
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 ピラールの農畜産展の主役はやはり名産のぶどう。同文協の南満副会長によれば、『イタリアぶどう』に『紅富士』、赤色が鮮やかな『ルビー』、イタリアのマスカットをブラジルで改良した黒いぶどう『ブラジル』など多種が店先に並ぶという。「特に、果樹栽培の専門家、浦田昌寛元JICAシニアボランティアと地元の若い農家が協力して作った『ピラール・マスカット』は最高」と太鼓判。
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 千葉県人会(原島義弘会長)は定期総会を4日、サンパウロ市ジャバクアラ区の同会館(Rua Nelson Fernandes, 247)で行う。1次召集は午前10時、第2次は10時半。議題は昨年度事業・収支と12年度事業案・審議。また、役員改選が行われる。総会後は新年祝賀会を催す(参加費25レアル)。 問い合わせは同会(5021・3931)まで。

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