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 俳誌『朝蔭』第473号が3月に刊行された。《爪に泥ためて農婦のお元日》(小村広江)の作者は富有柿で知られるピエダーデ在住。爪に入り込んだ泥は農家の勲章?! 《初刷の新聞待つも楽しみに》(湯田南山子)からは、邦字紙が年末から3日まで休刊になる間のじれったさが伝わってくる。邦字紙冥利に尽きる作品。《除夜の鐘合図に上る花火かな》(秋吉功)。テレビのNHK番組『行く年来る年』で除夜の鐘の音を聞いたと思ったら、モジでは深夜に盛大に花火が上ったようだ。日本とブラジルの大晦日を一度に満喫か。《八十坂腰をのばして鍬始》(有田キヨメ)。「書初め」ならぬ「鍬始」という言葉からは、一生涯農民という誇りが伺われる。

 

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