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秋の蘭展16日から=目玉は〃北東伯の女王〃

ニッケイ新聞 2012年3月13日付け

 サンパウロ蘭協会(=AOSP、森本みどり会長)は16、17、18日の午前9時から午後7時まで、第86回蘭展をリベルダーデの文協ビル貴賓室(サンジョアキン街381)で開催する。大サロンでは恒例の即売会、初心者向けの無料講習会も行われる。例年2万人以上が訪れる人気の催しだ。
 秋の蘭展の目玉は「カトレア・ラビアッタ」で原産地名から〃北東伯の女王〃とも呼ばれる。ピンクを中心に白、赤などが混ざった多彩な色が楽しめ、花自体も大きい。
 貴賓室で開催される蘭展では、サンパウロ州を中心に、遠く南大河州からエスピリットサント州などに散らばる約10都市の蘭愛好者団体から約1千の作品が出展され、同協会以外の審査員も含めた20人が厳正に採点する。
 大サロンの即売会では7レアル程度の苗木も売っている。また雑誌『AOSP』第2号(15レアル)も販売される。無料講習はポ語で午前10時、午後2時、午後4時。いずれも入場無料。

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