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文協ドミコン=踊りたくなる音楽を!=「カフェ・コンセルト」が出演

ニッケイ新聞 2012年3月15日付け

 ブラジル文化福祉協会音楽委員会(本田ジュリア委員長)主催『第58回文協ドミンゴ・コンサート』が18日午前11時から、同会ビル小講堂で開催される。
 サンパウロ市を拠点に活動するグループ「カフェ・コンセルト」が出演。20世紀初頭に世界中の喫茶店やレストラン、観光船、ホテルなどで演奏されていたポピュラー音楽をもとに、より楽しく踊りたくなるような音楽の演奏を目指した元プロの女性演奏家で構成される。
 イタリア、スペイン、ポルトガル、ドイツ、アラブ、日本など各国の民族音楽を土台に、編曲・演奏を行ない、91年発足以来、現在まで幅広い層から支持されている。
 サンパウロ市の劇場や学校、文化会館、テレビ等をはじめ各地200カ所以上で演奏し、特に欧州移民の多いサンタカタリ—ナ州ジョインビレやブルメナウで人気が高いという。
 ピアノ、バイオリン、チェロ、コントラバス、打楽器で編成。日本の伝統的な曲も演奏される。
 本田委員長、羽田宗義副委員長、ピアニストの山川純子さんが案内に来社し「オーケストラ等で活躍した70〜90代の女性演奏家もいる。コロニアにパワーをもらえるのでは」と話した。
 入場無料だが、1キロ程度の保存の効く食料品、洗剤などの持参を呼びかけており、福祉団体に寄付される。
 問い合わせは文協(11・3208・1755)まで。

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