ホーム | 日系社会ニュース | 滋賀総会=山田会長4期目に突入=サッカーチームの歓迎会も

滋賀総会=山田会長4期目に突入=サッカーチームの歓迎会も

ニッケイ新聞 2012年3月29日付け

 ブラジル滋賀県人会(山田康夫会長)の定期総会が25日午前にサンパウロ市の同会館で開かれ、約60人が出席した。
 役員改選では単一シャッパが承認され、4期目が決まった山田会長(60)は「近年は二、三世が活動に参加するようになった。今後も活性化を図り、県人会としても若い人に協力していきたい」と抱負を語った。
 昨年度の収支は総収入13万5254レ、総支出11万7618レで、1万7636レを繰越し。今年度予算は8万9500レで、いずれも承認された。
 なお、昨年11月から4カ月間、「2011年度滋賀県海外技術研修生」として農業生産技術を学んだ南リゾレッタさんの研修報告があった。
 総会後は今年も、来伯中の滋賀県中学選抜サッカーチーム一行の歓迎会が開かれ、今年は14歳以下の選手29人、団長、監督、コーチら4人が来伯し、食事を囲んで会員らと親睦を深めた。 母県からの少年サッカーチーム来伯は今回で11回目。食事後は選手一人ひとりが自己紹介し、それぞれ手品やリフティング、歌、ソーラン節などの余興を披露、和気藹々とした雰囲気で盛り上がった。
 一行は2チームに分かれそれぞれ5試合ずつ行い、最終日は同様に茨城、奈良、北海道から来伯しているサッカーチームと共に、アルモニア学園での懇親会に参加する。
 選手の林雄飛さん(14、彦根南中学校二年)は「楽しみにしてきた。ブラジルの選手に自分の技術がどこまで通用するか試したい」と意気込みを語った。

image_print