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パオリネリ元農務大臣が講演=セラード開発をテーマに

ニッケイ新聞 2012年6月9日付け

 アリソン・パオリネリ元農務大臣が『ブラジル・セラード開発事業』および『ブラジル農業の現在と未来』をテーマに、19日午後7時から広島文化センター(Rua Tamandare, 800, Liberdade)で講演会を開く。ブラジル広島県人会主催。参加無料、ポ語。
 ミナス・ジェライス州で大豆生産や畜産業に携わる。74年から農務大臣(1期)を務め、セラード開発事業や国立農事試験場(EMBRAPA)の組織化を推し進めた。農業振興策として農機具の免税、その後同州の農務長官も務めるなど農業界で多大な貢献をした。とうもろこし生産協会(Abramilho)現会長。
 調整役の平崎靖之さんは「政治家ではなく、農業のことを良く分かっている農技師であり生産者。ブラジル農業の将来について、元大臣の考えが聞けるいい機会」と参加を呼びかけている。
 申込みは同県人会(11・3207・5476、Eメール=schken@hydra.com.br)まで。

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