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中西さやかさん=「移住者に話を聞きたい」=デカセギ雇用問題を研究

ニッケイ新聞 2012年7月18日付け

 「移住者に直接話を聞きたい」。大阪市立大学大学院で都市共生社会を研究、初来伯での意気込みを中西さやかさん(25、兵庫)はそう話す。
 住居、雇用問題を中心に、在日デカセギの抱える問題を研究テーマに据えた。大学で多文化共生を学んだもののブラジルとは関わりがなかったが、現在、来伯公演中の演歌歌手・井上祐見さんと接したことが興味を持つきっかけとなった。
 NHK神戸の契約社員だった2008年、井上さんを取り上げた番組の音響・照明スタッフとして関わった。「移住者が大変な思いをしてきたことが実感できた」。
 また、同年にリーマンショックで大量の日系伯人が解雇されたことを受け「なぜ彼らだけこんな差別的な扱いをされなくてはならないのか」と憤りを感じた。
 今回、公演のため来伯中の井上さんに同行する形で23日まで滞在する。21日のグァタパラ50年記念式典も訪れる予定だ。
 「帰国後の8月には東日本大震災の被災地に住むブラジル人を訪ねたい」

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