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倫理の会講演会=新原国際部長最後の来伯=和気藹々と体験談も共有

ニッケイ新聞 2012年8月16日付け

 「ブラジル倫理の会」が9日、社団法人倫理研究所(東京)の新原隆一国際部長を招き、サンパウロ市ジャバクアラ日本人会館で恒例の講演会を行なった。25人ほどが参加し、同部長最後の来伯となった講演を熱心に聞き入った。
 会は時間通りに始められ、初めに山田充伸顧問が「新原国際部長に心から感謝申し上げたい」としみじみ謝辞を述べた。
 新原国際部長は同職に就任後、10年間で36回来伯し講演を行なってきたが、今月一杯で退任する。同部長は「これからは参与として、国内の倫理普及に取り組む。70までは元気に働きたい」と今後の予定を述べ、『灯をともすのは自分』をテーマに講演を行なった。
 「肉体、家庭、事業の健康のもとは明朗な心」と明朗な心の大切さを説明し、「『今日も生かされている、ありがたい』という明るく朗らかな気持で朝起きることが大事」など、食事時、仕事時など一日の各場面について明朗な心の具体的な実践法を解説した。
 また「物事の受け止め方、心の持ちようが結果を変える」と話し、「どう受け止めるかの分かれ道が、常に前方にある」と一瞬一瞬の決断の重要性を説いた。
 参加者らはメモをとったりうなずいたり、重要な言葉を復唱したりと、講演を最大限吸収しようと努めていた。
 講演後、何人かの参加者がテーマに沿って自分の体験談を発表した。「最近妻が腕を折って料理が出来なくなった」という会員の諸川有朋さん(71、二世)は、「おかげで料理を作る機会ができた。何でも自分でやってこそ一人前になれる」と円満な家庭の様子を披露。
 福屋則義さん(68、山口)は「自分の人生で一番幸せなことは倫理の教えに出会えたこと。お蔭で明るくなれる選択肢を選べるようになった」と語った。
 参加者らは和気藹々と体験談を分かち合い、最後に須郷会長が「教えて頂いた明朗な心になる道を、これから実践してもっと明朗になることが感謝の印」と締め括った。
 最後にそれぞれ新原国際部長との別れを惜しみながら、お茶とお菓子で親睦のひと時を楽しんだ。

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