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北海道ラーメン祭り=6百人が来場、長蛇の列=婦人、青年部が力あわせ

ニッケイ新聞 2012年8月31日付け

 北海道協会(大沼宣信会長)主催の『第13回ラーメン祭り』が26日に同会館で開かれた。約600人が来場し、特製醤油ラーメンや、手作りのイチゴ大福などに舌鼓を打った。
 「YOSAKOIソーラン祭り」や札幌雪祭りの紹介DVDが流された会場は、午前11時に開場、ラーメンを求める来場者で溢れた。2時間で完売した。
 3日前から始まった準備と当日の調理・配膳には、同協会婦人部「はまなす会」と青年部「ひぐま会」から約80人が参加。厨房を切り盛りした鈴木妙子さん(67、北海道)は「これだけの来場は予想外。休む暇もありません」と驚きの表情を見せた。
 毎年訪れるという砂原朝子(74、北海道)、大羽敬子(67、同)さん姉妹は「麺も美味しいし味付けも悪くない。行列はなんとかして欲しいけど、30分以上並んだ価値はあった」と満足げにラーメンを啜った。
 あんみつやエスペチーニョなども好調な売れ行きを見せ、午後からはビンゴ大会もあった。
 高橋昭副会長は「例年より多くの来場があり、用意したもの全てが売れた。何より大切なのは会員が集まって団結する良い機会となっていること」と成功を喜んだ。

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