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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2012年9月11日付け

 日系人を妻にもつ非日系人が、コロニアの声を代弁するか—。10月のサンパウロ市議選へ出馬している東洋系の名前をもつ候補者は、30人以上いる。
 15日の文協の公聴会に招かれている8人は、そこからどのようにして選ばれたのか。来社した三氏に聞いたが、「ある程度名前が売れた人でなければやる意味がないから」という曖昧な回答しか得られなかった。
 「批判があるのは覚悟している」というコミソンが選んだ8人ということで、それなりに実行力がありそうな候補者が選ばれたと良心的に解釈していいのかもしれない。
 ゴラール市議は百周年事業に協力した人物だが、日系人の本紙ポ語版の記者は「妻が日系人の非日系人候補が、コロニアの代表だと自分は思えない」と主張していた。
 コロニアが彼に同調するか否かはわからないが、公聴会で一般来場者からどういう質問が出るか、興味深い。(詩)

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