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ニッケイ新聞 2012年9月14日付け

 セルゲイ白物製品部長によれば、パナソニックの新しい冷蔵庫は、徹底的にブラジル人の嗜好や習慣に関する調査を行い、現地ユーザーの好みに合わせた設計になっているという。下段に設けられたビール室の設定温度は、日本では5度程度が一般的であるのに対し0度に設定。日本より大きなペットボトル飲料が多く販売されているのに対応し、ドアポケットは大きめに作られている。ユーザーに合わせたきめ細やかな配慮は日本メーカーならでは。その分お値段は高めで、富裕層向け商品だ。
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 村上社長は「今後3年で冷蔵庫50万台、洗濯機30万台の生産規模に」との目標を掲げているが、現場を取りまとめる工場関係者は「目標値は従業員を400人まで増やし、24時間3交代で回し続けた場合の数字。努力はするが3年でそこまでもって行くことはまず不可能」と話す。すでに来年には第2、3弾の製造開始が予定されているというが、さて。
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 埼玉県人会主催のブラジル訪問団の歓迎会では、会の終わりに飯島会長から竹並団長へ、母県に向けての陳情書が手渡された。読み上げられた内容は、県をPRする名目で支給される補助金の増額と2004年を最後に打ち切られている県費留学・研修制度の復活の2点。全国でも数少ない「日伯友好議員連盟」を持つ県であるにも関わらず、関係が希薄となっていることは否めない。名前だけの存在になってしまうことなく、中身を伴った関係を築いていってくれることに期待。

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