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刊行=『ブラジル 跳躍の軌跡』=発展の裏側、徹底解説

ニッケイ新聞 2012年10月16日付け

 中南米のエキスパートである堀坂浩太郎氏(上智大学名誉教授)による『ブラジル 跳躍の軌跡』(岩波新書、税別800円)がこのたび刊行された。
 軍事政権から民主化、女性大統領の誕生、GDP世界6位など、わずか四半世紀の間に目覚しい発展を遂げた、この国の秘密に迫る。
 「ブラジルはいま」「軍政から民主制へ」「新生ブラジルの政治設計」「世界の表舞台へ」「日本とブラジル」の5章にわけ、政治、経済、歴史、国際的見地など、様々な角度から解説する。
 堀坂氏は「跳躍する新興国の実相を知ることが、行き詰まり感の強い日本の現状から、もう一歩を踏み出す後押しに」と本書にかける思いを語っている。

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