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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2013年1月5日付け

 先月半ば、知人から大分早い年賀状が届いた。感動も一入だったが「こいつはこんな字を書くのか」などと考えている自分に驚いた。
 誰もがネットを介した無料通信サービスを利用でき、画面上で顔をあわせた会話をすることも一般化してきた現代、年賀状すらメールやメッセージで済ます日本の若者は多い。
 件の彼とも親しい付き合いをしてきたつもりであったが、手紙を貰ったのは今回が初めて。読者から多くの手書きの文章が届く今の生活とのギャップの大きさを改めて感じさせられる。
 手書きで丁寧に書き込まれた手紙をもらうのはやはり嬉しい。普段は見えない気遣いや気持ちも伺える。
 効率や便利さを求め急速に発展してきた現代だからこそ、手紙はその価値を改めて高めているように思う。(酒)

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