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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2013年3月28日

 アヴァイアーナスを世界的ブランドに押し上げた平田アンジェラさん。「私は完璧なブラジル人。相手が日本人のように思って接してくると戸惑う」とすら言う彼女だが、その経営の仕方は祖父が教えた「和」と「協働」という日本的精神の上に築かれたものだった。
 「和」を重んじるあまり「個」が生かされないことが多い日本とは対照的に、元々個人主義のブラジルに「和」を加えることで更に強い組織作りを実現した。日本的精神を生かした経営は当地にも有効という一例で、一種の文化普及といえると思う。
 和太鼓や舞踊といった芸能活動の伝承に限られがちな日本文化普及だが、これだと仕事に忙しい若者は遠のくばかり。もっと社会で活躍する人材を広く発掘し、日本的精神を仕事で役立つノウハウとして、若い日系人に伝える取り組みがあれば面白いのでは。(阿)

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