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文協選挙=木多氏、3期目突入へ=対抗シャッパの提出なし=初の女性第一副に呉屋氏

ニッケイ新聞 2013年4月12日

===(リスト)=== 理事会
【会長】木多喜八郎
【副会長】呉屋春美(第一)、山下譲二(第二)、花城アナクレット(第三)、林まどか(第四)、西村リカルド(第五)、栢野定雄(第六)、松尾治(第七)【専務理事】西尾ロベルト
【会計理事】清原ケンジ。
 評議員会
【会長】原田清
【副会長】二宮正人(第一)、高木ラウル(第二)、清水リジア(第三)
【監事】清水オリジオ(第一)、桂川富夫(第二)、楠本瑠美(第三)。
 監査役会
【正監査】西銘光男、和田忠義、佐々木ワルテル
【補充監査】蓮沼芙美雄、破魔幸一郎、石井ウィリアン。
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 今月27日の評議員会にある文協の理事会選挙に向け、設置された選挙管理委員会(大原毅委員長)が10日、現職の木多喜八郎氏を会長とする単独シャッパ(候補者連記名簿)を受理したことが、本紙の調べで明らかになった。反対派からのシャッパはなく、次期評議員会ではこのシャッパが承認される見通しで、木多会長の3期目続投が事実上決まった形だ。

 当初、再選を目指す体制派に対し、〃融合派〃は7人の副会長候補のうち小川彰夫、山村敏明ら4氏の名前を入れるように要請していたが、体制派からは「4人の候補者の名前を変えない態度が受け入れがたい。候補者は話し合いで決めるべき」との返答で交渉は決裂。それ以降、目立った動きはなかった。
 理事会メンバーは、7人の副会長のうち桂川富夫、重田エルゾ、小林ヴィットル各氏が抜け、花城アナクレット、西村リカルド、松尾治各氏が新たに入った。
 特筆すべきは第一副会長だ。第3期上原幸啓会長時代から3期を務めた山下譲二氏に代わり、初の女性として呉屋春美氏の名前が入っている。
 一方評議員会は原田清現会長以下、第一、第二副会長まで変わらずで、監査役会も含めほぼ変わらない陣容となった。

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