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「裁判官信じて見守る」=山岡夫妻コメント寄せる

ニッケイ新聞 2013年4月26日

 サンタカタリーナ州ジョインビレ市の地方裁判所で24日、藤本パトリシア被告の被告人尋問が行われたことに関し、被害者の山岡宏明・理恵夫妻は以下のようなコメントをEメールで本紙に寄せた。
 「私は40キロほどだったと思います。私たちの走行していた道路は割と狭い道で、50キロは絶対に出していません」と強調する。
 さらに「私たちの前に赤信号で止まっていた車の方が現場近くの会社の方でその方が証言してくれています。その方の車が青信号に変わり15秒ほどしてから衝突音がしたと。警察の方があの信号は40秒間、青になるといっていました。それから近くの草取りをしていた人が、すぐに信号を見て私たちの信号が青だったと証言してくれています」。これらの証言は、すでに翻訳されて国外犯処罰の申請書類に含まれているという。
 同夫妻は「なにしろ、言葉もわからない、文化も違う国の裁判でとても不安です」としながらも、「しかし代理処罰でやると決めたのですから、国が違っても公正な裁判が行われると検察官、裁判官を信じて静かに見守りたいと思います」と締めくくった。

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