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全伯虚子忌俳句大会=63人参加、特選を紹介

ニッケイ新聞 2013年5月8日

 聖州リベイロン・ピーレス市が「俳句の日」と定める4月21日、同市日伯文化協会で『第21回全伯虚子忌俳句大会』が開催された。
 聖市からもバス2台で俳句愛好者や選者が駆けつけ、63人が出席した。
 初めに、一行は市庁舎敷地内にある、「三日月の匂やかにして情あり」との虚子の句が刻まれた碑に献花を行った。
 今年の兼題は「虚子忌」「労働祭」「秋の声」「秋の鯖」「カーネーション」。選者も参加者も皆辞書や電子辞書を机に広げ、作句に没頭した。
 大会は午後3時ごろまで続き、選者による入選、特選作品が発表された。入賞者には、自動車部品会社「NHKファスナー」の経営者山内マサオさんの寄付による景品が送られた。
 選者による特選は次の通り。入選作品は、後日本紙俳壇ページに掲載する(敬称略)。
◎野村いさを選
難聴の耳がとらえる秋の声(湯田南山子)
◎杉本絃一選
秋声や静かに流る鎮魂歌(広田ユキ)
◎広田ユキ選
虚子祀るあふれるごとく白椿(和田貴美子)
◎樋口玄海児選
老の坂楽しく登れと秋の声(富岡絹子)
◎富重久子選
秋鯖の腹まるまると海の詩(浜田一穴)
◎小斎棹子選
秋鯖の海を視て来し目の閉じず(佐藤美恵子)
◎星野瞳選
秋鯖を米粒ほどの歯で噛める(西森ゆりえ)

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