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「若者にも供養の仕方を」=熊本県人会が追悼供養

ニッケイ新聞 2013年6月12日

 熊本県文化交流協会(田呂丸哲次会長)が同会の先没者を偲ぶ『追悼供養』を6月16日午前11時から、同会会館(Rua Guimaraes Passos, 142, Vila Mariana)で開催する。参加無料。
 毎年移民の日にあわせて行われる。今年で11回目。
 赤木数成書記によれば、仏壇や位牌はあるが、一世の親や祖父母がいないため、供養の仕方がわからない世代が増えている。そのため、「年に一度県人会で供養をするととても喜ばれ、年々参加者が増えている」という。
 同県出身の菊池顕正輪番(東本願寺)が導師をつとめる。供養と焼香のあと、婦人部により昼食がふるまわれる。
 田呂丸会長は「ご家族お揃いで、位牌と過去帳をお持ちの上、ご参加ください」と呼びかけた。
 問い合わせは同県人会(11・5084・1338)まで。

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