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ニッケイ新聞 2013年6月12日

 ピラール・ド・スール文協の創立60周年記念式典で気になったのは、思いのほか主だった来賓が少なかったことだ。総領事の代理はしょうがないとしても、プログラムに名前のあったJICAも欠席。招待していなかったのかも知れないが、いつも地方の記念式典等で見る主要日系団体の関係者の姿もなかった。きっちりと日ポ両語で司会が進行し、青年部所属の若者たちも活躍する良い式だっただけに少々残念。先週末に限らず、行事が同日に集中していることがよくある。うまく調整出来ないものかとも思うのだが。
     ◎
 先週末に行われた人文研の古本市。同研究所の担当者に問い合わせると、寄付などにより集まった約3千冊のうち半分程度が販売され、総売上は3千レアル程度になったという。売れ筋商品は小説、辞書、文学書で、漫画を買っていく若い非日系の若者の姿もあったとか。不定期の開催だが、毎回1〜9レ程度の安価での販売なので、今回行きそびれた人は次回は見逃さずぜひ。

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