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東西南北

ニッケイ新聞 2013年6月14日

 リオ州ノーヴァ・イグアスー市で11日夜8時頃、新聞社「Hora H」の45歳の役員が44発もの銃弾を受けて死亡したと13日付伯字紙が報じた。被害者はその夜、パン屋に一人でいるところを4人の男に襲われた。被害者は生前、バイシャーダ・フルミネンセ地域の役所の不正などを扱った記事を書いており、その記事のせいで脅迫を受けていたとか。同業者として思わず背筋が寒くなる話・・・。
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 上院議会内のカフェ「カフェジーニョ・ド・セナード」に、年間37万5千レの予算を充てるという公示が出た。一年で2千箱のビスケット、4800キロのハムとチーズ、2千本の牛乳等を購入するという。一方下院では議会内のカフェを業者に委託しており、議員らは自分でカフェ代を払うのだとか。上院は「良い議員活動を行うために日々必要なもの」としているが、「無駄遣いを撲滅する」と約束したレナン・カリェイロ上院議長、この費用は無駄ではないと?
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 「恋人の日」だった12日、ゴイアス州であった人気セルタネージョ歌手ゼゼ・デ・カマルゴ&ルシアーノのショー中、あるカップルが結婚の約束をした。男性の頼みで一時ショーを中断し、7千人のファンを前に男女を舞台に上げて指輪を交換する姿を見守った2人。「映画でしか見ない素敵な光景だった」と感動したとか。

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