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エンブー日本祭り=市をあげて105周年祝う=多彩な催し、30日まで

ニッケイ新聞 2013年6月15日

 アートの街、サンパウロ州エンブー・ダス・アルテス市で、同市主催による『第6回日本文化祭り』が始まった。市をあげて移民105周年を祝うイベント。30日まで。
 主な予定は次の通り。
 「第5回クラフトアート展」「浮世絵展」(国際交流基金)はメストレ・アシス文化センター(Largo 21 de Abril, 29)で毎日開催。和紙絵作家の渡辺ハツイさん(87)の特別展や、日系芸術家の作品が展示される。
◎15日=▼午後1時〜慈恩院(R. Prof. Mario Osassa,1 149)で弘法大師空海の生誕を祝う「青葉祭」▼午後6時から同文化センターで、市と姉妹提携を結ぶ滋賀県日野町出身の内藤方于さんによる「ドレミ・ポップコーンクラブ」の公演会。
◎16日=ジャジゴ墓地で慰霊祭(Av. Elias Yazbek, 1713)、午前10時〜。
◎19日=市議会(Rua Marcelino Pinto Teixeira, 50, Pq. Industrial)で、地域に貢献した日系人の表彰式。午後6時〜。
 また22、23の両日は、ショーハウス「オ・カイピラン」(Avenida Elias Yazbek, 2812)で「第6回アニメエンブー」が開催される。アニメケ、コスプレ大会、ゲーム、漫画販売など多彩な催しのほか、日本酒や大豆、しめじなど日本食材を紹介する「サケモン祭り」、舞踊グループ「優美&喜楽」公演などがある。
 青少年育成団体(Jump)の酒本潔会長、文化局のパウロ・ドゥド氏、同市でアトリエを経営するヒロミ・ムラタさんが本紙を訪れ、「今年のテーマは『家族』。家族みんなで楽しめるイベントがたくさんです」と呼びかけた。
 問い合わせは同市広報課(11・4785・3484)、プログラムの詳細はサイト(www.embudasartes.sp.gov.br)まで。

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