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女性作曲家の作品を演奏=文協ドミコン、30日に

ニッケイ新聞 2013年6月22日

 ブラジル日本文化福祉協会音楽委員会(本田ジュリア委員長)が『第63回文協ドミンゴ・コンサート』を30日午前11時から、文協小講堂(Rua Sao Joaquim,381, Liberdade)で開催する。
 USP大学博士課程に在籍するピアノ演奏家のエリアナ・モンテイロ・ダ・シルヴァさんと、サンパウロ劇場で活躍するソプラノ歌手クラリッサ・カブラルさんによるデュオ「星の声を聴く」(Ouvir Estrelas)の公演。二人とも、19世紀の巨匠ロベルト・シューマンの妻クララを研究対象としていたことで意気投合、4年前にデュオを結成した。
 「ローレライ」「3つのロマンス」などクララによる8曲のほか、ブラジル人ニルセイア・バロンセリ、ファニー・メンデルスゾーン、アルマ・マーラーなど女性作曲家の作品、「荒城の月」「花」など日本の名曲も演奏する。
 本田委員長、羽田宗義副委員長、山川純子委員、エリアナさんが案内のため来社し、「滅多にない機会なので、是非見に来てほしい」と話し、入場料の代わりに保存のきく食品1キロの持参を呼びかけた。
 詳細は文協(11・3208・1755)まで。

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