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日本祭り=日本政府観光局が初出展=「ブラジル人観光客誘致したい」

ニッケイ新聞 2013年8月2日

 日本の国土交通省(観光庁)所管の独立行政法人「国際観光振興機構」(通称・日本政府観光局=JNTO)が、先日あった県連の日本祭りの会場で初めてブースを出展し、来場客に日本の魅力をアピールした。
 JNTOは外国人旅行者を日本に誘致すべく日本の宣伝、観光案内等を行う公的機関。海外に13カ所の事務所があり、現地の旅行会社やメディア、在外公館等との連携、現地市場のマーケティング情報の収集・分析のほか、現地の消費者への情報発信も行う。
 2003年、日本の「観光立国」化をめざして政府が掲げた「ビジット・ジャパン・キャンペーン」事業に参画しており、同事業では今年中に1千万人、2030年までに3千万人を超える外国人観光客の誘致を目標とすることが、今年6月に「日本再興戦略」として閣議決定された。
 JNTOの海外事務所はブラジルにはなく、同キャンペーンの対象国にも入っていない。今回のブース出展はニューヨーク事務所の主導だ。
 同所のディレクター犬石知子さん(京都府出身)によれば、2012年にブラジルから日本への観光客は約3万2千人(前年比73%増)で、過去最高を記録した。クラブワールドカップが行われた12月だけで1万1千人ものブラジル人が訪日し、このうちの多くが一定期間滞在して買い物や観光を楽しんだことから、ブラジルを「有望な市場」と位置づけた。
 犬石さんは、「距離もあってビザが必要にもかかわらず、ブラジルで日本に関心を持ってもらっている」と喜び、「日本の観光協会でも関心が高まっている。観光を通じて相互理解も深められれば」と意欲的に語った。
 なお、当日はJNTOほか、業務を請け負う日本旅行の小林康則さん、JR東日本グループの最明仁さん、唐澤尚彦さんらも駆けつけた。JNTOで昨年製作されたポ語の日本のガイド冊子が配布され、訪れた人にアンケート調査を実施、20日の時点で約800人からの回答が集まった。

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