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神戸市移住センター=ポ語の見学案内スタート=「三、四世にも移民史を」

ニッケイ新聞 2013年8月10日

 NPO法人・関西ブラジル人コミュニティ(松原マリナ理事長)が、「神戸市立海外移住と文化の交流センター」の来場者を対象に、見学案内サービス(日ポ両語)をはじめた。
 同団体は、在日日系人支援を目的に2001年に設立。センターが行う「移住ミュージアム」「外国人支援」「国際芸術交流」の3事業のうち、外国人支援をになう。市の委託をうけ、ポ語教室やサッカー教室、移民祭やフェスタジュニーナなどを行っている。
 「でも、ミュージアムだけ見て帰ってしまう人がほとんど」と松原さん。「説明が日本語なので、このままでは日本語が読めない人は何も分からないまま」と、ポ語ができるスタッフがいる強みを活かし、日ポ両語で2種類の見学案内をスタートした。
 1つ目は「センター見学案内」。約2時間かけてセンターを案内し、建物・移民の歴史や在日日系人の現状、日本との交流について説明する。無料。
 2つ目は「神戸市案内」。当時、移民がセンターから神戸港まで歩いた道をたどり、「移民船乗船記念碑」を見学。港めぐりの船に乗って、神戸の町を眺めながら移民を偲ぶ。希望者には兵庫県の観光案内も。時間、費用はコースにより実費を徴収。
 個人、団体いずれにも対応する。団体の場合は要予約。午前10時〜午後7時まで、月曜休館。
 毎年ブラジルを訪れている松原さんは、今年は戦後移住者60周年記念式典に参加するために来伯した。「訪日の際は、ぜひ移住センターに立ち寄って。日本語の苦手な三、四世にも移民の歴史を伝えたい」と呼びかけた。
 申込み、問い合わせは同センター(電話=+55・078・222・5350、メール=cbk.bras.01@tiara.ocn.ne.jp)まで。住所=兵庫県神戸市中央区山本通3—19—8(3階)。

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