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大耳小耳

ニッケイ新聞 2013年9月19日

 純米大吟醸から柚子酒まで、様々な日本酒が並んだ食品見本市。大和商事の見目朋実さんによれば、「日本酒は、味がいいのは当然ながらデザインが重要」。飲んだ後に瓶を飾りたいという店や客も多く、渋いデザインよりも、カラフルな瓶や浮世絵など和風な柄つきの瓶が人気という。特に、プレゼント文化が盛んな当地では箱入りが重宝されるとか。出品商品の中には、日本酒には珍しい、レバーで開け閉めできる瓶を採用した蔵元も。
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 毎日新聞の報道によれば、亜国ブエノスアイレス近郊にあるフロレンシオ・バレス市では8日、地元で開催される『日本祭』で、東京五輪の開催決定を万歳三唱で祝った。掲載された写真を見ると、「2020年東京オリンピック開催 おめでとう!!」と書かれたファイシャを手に、老若男女が歓声を上げている様子が分かる。亜国の日系社会関連では、このほかにも五輪開催決定を喜ぶニュースが数多く見られた。一方で、当地では全くと言ってよいほど聞かなかったのは何故だろう。何となく寂しいもの。

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