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SMアルカンジョ=日本祭りに笑顔あふれ=「地域の一体感が好き」

ニッケイ新聞 2013年9月25日

 サンミゲル・アルカンジョ文化体育協会(岩崎エイジ会長)主催の『第6回日本祭り』が22日、同会館体育館で開かれ、多くの来場者で会場が埋まり、大きな賑わいを見せた。
 開会式で挨拶に立った中久保日伝男文化担当理事は「目玉の日本食に加え和太鼓、歌のショーなど盛りだくさん。最後まで楽しんで」と会場に呼びかけ、来賓として出席した聖南西文化体育連盟の山村敏明会長も「毎年、大きく素晴らしいものに成長している」と主催者らを讃えた。
 紅白に装飾されたステージでは、会館で練習を行うテコンドークラブのデモンストレーションから始まり、文協和太鼓部「清龍太鼓」の演舞、歌手も平田ジョーさんによるショーもあった。
 会場後方スペースに設けられた日本食の販売ブースには長蛇の列が出来、突然の雷雨に見舞われる中でも客足が途絶えることはなかった。
 「一番人気の焼きソバは、毎回1千食が売り切れる。私たちもてんてこ舞い」と笑顔で汗をぬぐったのは、婦人会長を務める藤原恵美子さん(78、二世)。会員総勢40人が前日から準備に携わり、うどんは手打ち、餃子、春巻きは皮から手作り。「たくさんの人に食べてもらえる1年に一度の機会。皆気合の入れようが違う」と笑顔で話した。
 会員の多くが、通学などのため市外に住む青年会からも、10人以上が運営準備に駆けつけた。イタペチニンガの予備校に通う渡辺ミキさん(18、三世)も、日本食ブースの運営を精力的に手伝った。「日本の文化がとても好き。多くの人に知ってもらう良い機会だと思う。地域が一体となる感じも好き」と参加の意義を語った。
 親戚ら8人で訪れた段野茂さん(83、二世)は「ここら辺は日本食のレストランが全然無いので、毎年この祭りを楽しみにしている。うどんや刺身は家ではなかなか食べないしね。とても美味しい」と満足げに話していた。

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