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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2013年11月14日

 熊本県内の大学が総出で取り組むグローバルリーダー育成研修団の派遣事業は、実に興味深い制度だと思う。
 アイデアを出した日下野良武さんは「先進国じゃなく、新興国をみてほしい」と強調する。先進国では見聞きできない幅広い見識が得られ、より客観性が育まれる。
 安全な先進国を見るだけでは本当の〃世界〃は分からない。新興国にも視野を広げることで、悪い部分、問題の部分も目に入ってくる。その結果、自国の長所をしみじみと有難く思えるようになると同時に、短所が痛感される。
 近年の日本は、親が留学を勧めても子どもが嫌がる場合も少なくない。留学生数ではOECD加盟国でワースト2位。行き先は先進国か近場の国が大半を占めている。
 OBの体験談が喧伝されることで、学生視察がもっと増えればと期待したい。(阿)

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