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ACAL=福祉4団体に寄付金贈呈=今後は3カ月に一度程度

ニッケイ新聞 2013年12月18日

写真=目録を手に笑顔の関係者ら









 リベルダーデ文化福祉協会(ACAL、池崎博文会長)はサンパウロ市の東洋会館で15日、サンパウロ日伯援護協会、社会福祉法人こどものその、憩いの園、希望の家の日系福祉4団体に対し、それぞれ500レアルの寄付金の贈呈を行った。
 毎週日曜に同会館で開かれている昼食販売会の売り上げから捻出されたもの。関係者によれば、11年の3月頃から福祉団体への寄付金づくりを目的に始まった。
 立ち上げから運営に携わるACALの小林優子会計(61、新潟)は、「ずっと赤字が続いていて黒字になったのは(ガルボン街に面する)日本庭園を開放するようになったここ半年。やっと寄付金を渡せて一安心」とほっとした表情を見せた。
 池崎会長も「継続して続けていくことが重要。これからも3カ月に一回のペースで寄付を続けられれば」と笑顔で話した。目録を受け取った援協の菊地義治会長は「苦労しながら積み重ねてきてくれたものだけに本当に有難い。まさに日本的な努力の結晶」と謝意を示していた。

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