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みなさんの協力に感謝=希望の家が年末あいさつ

ニッケイ新聞 2013年12月24日

 希望の家福祉協会の上村恵ジャイロ理事長と大野孔三第一副理事長が19日に来社し、「一年間のみなさんのご協力に感謝します」と本年の報告と関係者の協力への謝意を表した。
 7月に県連日本祭りに参加後、行方不明となりその後に遺体で発見された園生について、暴力等で亡くなったわけでなく「自然死」だったとの検死結果が法医学研究所(IML)から出たことを報告した。二人は「本当に残念だった」と改めて遺憾の意を表した。20年間、希望の家で過ごした園生だった。
 現在、約80人の園生がおり、平均年齢は62歳で、最高齢は78歳。園生やその家族が費用の25%を負担し、残りは寄付やフェスタ等で得た収益でまかなっている。恒例の「緑の祭り」では「大勢の協力があり、赤字を出さず施設を支えるための収益があげられた」と上村理事長が感謝の意をあらわした。

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