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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2013年12月24日

 当地の大学院へ正規に入ったコラム子にとって、国外の大学卒業資格の再認証(Revalidacao)の手続きの煩雑さは、頭が痛い。申請書類を揃えるのにはお金も時間もかかり、申請しても必ずしも認められないという敷居の高さだ。
 この手続きは、当然だが日本人だけに課されているものではない。他の外国人、外国の大学を出たブラジル人も手続きする必要がある。どうしてここまで手続きが煩雑なのか、理由はわからない。申請者自身が適切な申請先学科を選べていないことも認められない理由だろうから、「国外の大学の価値を疑っているから」と一概にも言えない。
 しかし、外国との学術の発展にこの手続きは障害だ。「国境なき科学」で大量のブラジル人を米国中心に送り出しているが、次は当地への留学生受け入れも検討されるべきだろう。そのための手続き緩和に期待。(詩)

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