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ニッケイ新聞 2014年1月10日

 ブラジル人学生の希望と日本側の受け入れ態勢にちぐはぐさが見られる『国境なき科学』。在ブラジル日本国大使館によれば、受け入れ先の確保は日本側の窓口団体である日本学生支援機構(JASSO)が、日本国内の理工系の大学に声をかける形で行われている。でも、「東京工業大学のような、そのレベルを考えれば学部レベルでも英語で授業を出来ないはずがない大学が対応してくれないことも」との例もあるとか。公立では東京大学、筑波大学、私立では芝浦工業大学などが、学部と大学院の両方で積極に受け入れているという。東工大や各地の理系大学も、日伯交流促進のために何とかブラジル人学部生を引き受けて欲しいところ。

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 年末年始に取材した餅搗きの中で、力行会のが最も好評だったよう。岐阜出身の耳子は、実は故郷では納豆餅は食したことがなかった。でも「なるほど、なるほど」と感心。あんこは当然として黒ゴマも同じく美味だった。大根おろしは特に抜群の出来で、多様な味を楽しんだ。一歩進んで当地ならではの、さらなる餅の楽しみ方を研究してほしいと提案。日本には餅をトッピングにした和風ピザもあるが、こちらでは餅入りフェイジョアーダ、シュラスコ(ただの焼餅?)、パステルの具、クプアスーアイス、アサイーにも合わせてみては?

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 先月開催したNAKの「第19回紅白歌合戦」は盛況の内に終了したよう。JICAシニアボランティア2人が司会として奮闘し、パラー州ベレンからも参加者を招くなどの盛り上がりを見せた様子。紅組の大勝で通算成績は9勝9敗1分の五分となり、最優秀歌唱賞には紅組オオトリの西村マリさんが輝いた。新年は記念すべき第20回大会ともあって、関係者の鼻息も荒い?

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