ホーム | コラム | オーリャ! | コラム オーリャ!

コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2014年1月10日

 ナタウ公演、紅白歌合戦といったスポットライトのあたる〃年末の宴〃の時期を終え、弓場農場はそろそろ通常に戻る。

 5~60人の生活者がいるが、年末には一時的に100人ほども来客が訪れる。年が明けると徐々に散る旅人や、西表島から一時帰郷していた矢崎正勝さんの孫らも日本に戻るといい、華やかな日々を想うと一抹の寂しさを感じてしまう。

 弓場一族のアグネスさん(30代、四世)も今年、結婚を機に弓場を離れる。進学のため出る学生もいる。その中で弓場勇さんのひ孫に当たる仁一郎くんが誕生したのは喜ばしいニュースだ。

 高齢化・生活者減少という問題は抱えつつも、公演前に矢崎さんが「若い力を見て欲しい」と見所を語った通り、10代、20代の若者による溌剌とした動きなど、舞台上には確かに明るい将来も垣間見えた。(祐)

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • コラム オーリャ!2014年1月3日 コラム オーリャ! ニッケイ新聞 2014年1月3日  新年を迎え、今年は第一アリアンサが「入植90周年」を迎える。2年後の16年には第二が、そして翌17年には第三が続々と迎える。10年前の第一80周年では、長野県人会の創立45周年も重なって、田中康夫知事(当時)を迎え盛大に祝われた。  第1ア […]
  • 農村に文化の輝きもたらすユバ・バレエ2017年1月10日 農村に文化の輝きもたらすユバ・バレエ  弓場農場のクリスマスの集いでのバレエ公演一曲目終了の後、大きな歓声が響いた。ミランドーポリスの街から離れたアリアンサ移住地は夜、漆黒の闇につつまれる。でもテアトロ・ユバは違う。照明に照らされた舞台の上には「文化」の輝きがあった。  バレエを指導する小原明子さんは「踊りには生 […]
  • コラム オーリャ!2010年1月5日 コラム オーリャ! ニッケイ新聞 2010年1月5日付け  先月25日に、クリスマス公演を取材にミランドポリス市の弓場農場を訪れた。噂には聞いていた公演だが、その完成度の高さと演じる人達の魅力の虜になった。 […]
  • 左から大橋さん、福嶌教輝総領事、小原さん、城田さん2014年3月6日 2名1団体に公館長表彰=総領事公邸で祝賀会=約40人が功績称える ニッケイ新聞 2014年3月6日 「平成25年在外公館長表彰伝達および祝賀式」が27日午後、総領事公邸で開かれた。今年はサンパウロ大学生援護連盟(ABEUNI)、弓場農場の舞踏家・小原明子さん、ドウラードス日本語モデル校の城田志津子校長の1団体2人が表彰された。受賞者の友人 […]
  • 自慢の茶園を指差す山本周作(山本ダリオ茂所蔵、1988年撮影)2014年1月16日 日本移植民の原点探る=レジストロ地方入植百周年 ◇戦後編◇ (104)=叩き上げの山本、世界相手に=学歴なくとも近代化を先導 ニッケイ新聞 2014年1月16日 山本周作(1923―2001)は和歌山県那賀郡出身で、1930年に両親に連れられ、女兄弟らと渡伯した準二世だ。目立った学歴はないが「日ポ両語が達者で、どちらで演説させてもとても説得力があった」(金子談)という。 山本はいつも「普段英語は分 […]