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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2013年7月16日

 〃抗議の波〃については日本でも大々的に報道された。コンフェデ杯の試合前のデモ隊と警察の乱闘の模様を、日本のメディアの多くは「国民がW杯に反対」と報じた。
 実際には、それよりも「教育・治安・医療・交通こそ優先順位が高いはず」という意味合いが強かったと理解するが、短い時間、行数で報ずるには短絡するしかなかったようだ。間違いではないが、正確に伝わっていないと痛感する。
 事実、当地のデモをトルコの反政府デモと同様だと勘違いした親戚や友人から「凄いことになっているみたい。大丈夫?」と訊かれた。一般人の反応としてはそれが普通のようだ。
 デモ報道で、「やっぱりブラジルは怖い国」という印象が一般の日本人に刻まれたのではないか。普段の感覚では何も変わらないのに、「怖い国」になってしまったのはなぜか。疑問が頭にこびりついている。(詩)

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