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ニッケイ新聞 2014年1月31日

 昨年7月に行われた「第35回岐阜県農業高校生海外実習派遣団」が、12月18日に報告会を行った。ブラジル岐阜県人会便り1月号では、参加生徒によるコメントの一部が紹介されている。県立加茂農林高校(美濃加茂市)の流通科学科に通う田口友里江さん(3年)は、国立岐阜大学の応用生物科学部に合格。「実習を通して得られた自信は、弱い私を勇気付けてくれた」と寄せた。実習制度は確かな成果を挙げたよう。

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 今週末の1、2日、リベルダーデ広場で中国の旧正月(春節)を祝うイベント『第9回新年快樂』が開かれる。武道や伝統芸能「獅子舞」や「龍の舞」、音楽ショー、中国語や風水教室など様々な催しが終日行われる。1日は午前11時45分スタートで、12時25分から式典。午後7時45分からカウントダウンが始まり、花火で新年を祝う。二日目は午前11時~午後7時頃まで。

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 ブラジル日本通運の細谷浩司社長は「お客様のニーズは、大型貨物からネジ一本の単位までと多様化してきている。やはり管理は難しく手間はかかるが、だからこそまだまだ市場は残されている」と意欲満々。一方で、ブラジルならではの〃災厄〃もあるといい、「交通事故にあった貨物車両の積荷が、周辺住民に持っていかれたという話も聞いた」とも。過去にホンコン、バンコクにも駐在し、一昨年5月から当地の責任者を務める細谷社長、3年目の手腕に期待がかかる。

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