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市民評議会・外国人特別委=中国・セネガル人が当選=小川さん、惜しくも補欠

ニッケイ新聞 2014年4月11日

【既報関連】先月30日にあったサンパウロ市の市民参加型評議会(コンセーリョ・パルチシパチーヴォ)の外国人住民特別委員会の選挙で、19区より20人の特別委員が選出された。

リベルダーデがある「セー区」からは2人の枠に、小川朝彦さんを含む11人が立候補していたが、全体の2番目に多い270票で中国出身の張嘉維さん(32)と、セネガル出身の男性が選ばれた。小川さんはセー区で補欠選出された。

全体の投票者数は1710人。張さんは「新来移民の自分たちは、選挙権がない。立候補者も有権者も選挙に参加できたことが感慨深い」と語る。

市民評議会は、市政への市民参加を活性化し、行政・財政を監視することなどを目的に、昨年から始まった。外国人住民特別委員会は今年新たに設けられたばかり。

サンパウロ市人権擁護局のロジェリオ・ソチリ氏は「サンパウロ市には、70~100万人の外国人住民がいる。この選挙で外国人住民が、一般市民同様に市行政に関われる。生産活動に参加しているのに市民権がない、選挙権がないと、いつまでも尊重されないままだ」とコメントしている。

始まったばかりの試みだが、今後の活動が注目される。

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