fbpx
ホーム | イベント情報 | 人文研 研究例会、10日=亜国の一世文学テーマに

人文研 研究例会、10日=亜国の一世文学テーマに

 サンパウロ人文科学研究所(本山省三理事長)が10日午後6時半から、文協1階13号会議室(Rua Sao Joaquim, 381)で研究例会を行う。講師は国際日本文化研究センター教授の細川周平さんで、テーマは「アルゼンチン一世の文学活動―増山朗の『グアラニーの森の物語』を中心に」。
 20世紀初頭から移民が始まったアルゼンチン。ブエノスアイレス近郊に共同体を作り、1910年代には邦字紙も存在したが戦争で中断され、戦後は呼び寄せを中心に細々と続くに留まった。
 今回取り上げる増山朗さん(北海道、1919―2006年)は、89年に首都で結成された文芸サークル「巴茶媽媽(パチャママ)」(アイマラ語で母なる大地の意)の中心人物で、『グアラニーの~』は同誌に連載され、亜国唯一の長編日本語小説となった。
 前半は斡旋者の田中誠之助による入植地選定、後半は実在一家の日本出発から定住までと二分され、実話を通し作者の移民観、開拓観が描かれている。今発表ではこの小説を読みながら、ブラジル移民の小説と比較を行う。
 問い合わせは人文研(11・3277・8616)まで。

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • 東西南北2020年10月28日 東西南北  サッカーのリベルタドーレス杯決勝トーナメントの組み合わせが24日に発表された。ブラジル勢は16チーム中6チームを占めているが、今年はベスト16の試合でつぶし合うことがなく、6チーム共、他国のチームと戦う。だが偏りはあり、一方の山にグレミオ、サントス、フラメンゴ、インテルナシオ […]
  • アジア系コミュニティの今=サンパウロ市で奮闘する新来移民ネパール編<4>2020年10月15日 アジア系コミュニティの今=サンパウロ市で奮闘する新来移民ネパール編<4> アジアを股にかけるネパール商人  「日本の商品はオリジナルで、品質に保証があります。また、日本人は言うことが二転三転せず、約束を守るのでとても信頼できます」と語るのは、ネパール人ラン・ハリ・サプコタさん(38、ヌワコット生まれ)。  大学卒業後、マレーシアで約10年 […]
  • 東西南北2020年10月2日 東西南北  1日のネットは、コロナ検査キット用献金が、ミシェレ大統領夫人が代表の政府プログラムにこっそり回されていた報道で湧いた。これで「ミシェキ」のあだ名が再び盛り上がっている。このあだ名は、同夫人がラシャジーニャ疑惑の渦中にあるファブリシオ・ケイロス容疑者から謎の小切手(シェッキ)を […]
  • 120周年迎えた中国人移民=8月15日に内輪での晩餐会=コロナ禍の中、貿易の支え手に2020年10月2日 120周年迎えた中国人移民=8月15日に内輪での晩餐会=コロナ禍の中、貿易の支え手に  新型コロナウイルスの感染拡大により、日本祭りのようにキャンセルされたり延期されたりしたイベントが今年はたくさんある。規模が縮小したと思われる行事の中には、中国人移民120周年を記念するイベントがある。  ブラジルに最初の中国人移民が到着したのは、1900年8月15日とされて […]
  • 東西南北2020年9月30日 東西南北  サンパウロ市市長選に立候補しているギリェルメ・ボウロス氏(社会主義自由党・PSOL)が、ボルソナロ大統領を批判したとして、連邦警察から事情聴取を受けることになるという。また、インタビュー中に「ボルソナロ、辞めろ」と叫び、話題となった女子ビーチバレー選手のカロル・ソルベルグが、 […]