ホーム | コラム | 大耳小耳 | 大耳小耳

大耳小耳

 岸信介元首相の来伯当時(59年)を良く知る人物はそれほど多くない。水野昌之さんは、コンデ街の応援演説を間近で見届けた人物で、「当時の様子を知りたい」と福嶌教輝在聖総領事から招かれたと明かす。「急に誘われ驚いたが、手元の背広はサイズが合わず、このために新調しましたよ」と笑顔で話した。そこに戦前移民らしい気概を感じるのはコラム子だけ?
     ◎
 水野さんは岸元首相本人とも会う可能性があったらしい。同首相来伯当時は商議所で事務をしていた。連邦下議・平田進さんが在聖総領事館と商議所で顧問弁護士を務めていた関係で、エレベーターで平田さんと居合わせた際、「今度岸さんが来るから会わないか」と誘われたとか。断ってしまったが、「その気になれば本当に会えたかもね」と笑った。
     ◎
 異例のペースで諸外国を訪問している安倍晋三首相。今回の中南米訪問で12年12月の政権発足以来、訪問数は47カ国にも上るとか。5年5カ月で48カ国を歴訪した小泉首相を軽く追い抜く勢いだ。中南米訪問には、延べ約70社の企業関係者も来伯。官民あげた取り組みで、昨年、日本企業の海外でのインフラ受注額は前年比の3倍になったとか。中韓との関係冷え込みは気になる所だが、中南米における存在感アップには期待できそう。

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • イビラプエラ公園内の慰霊碑を訪ねた安倍夫妻2014年12月27日 コロニア10大ニュース  やはりなんといっても10年ぶりの首相来伯だろう。これを機会に様々な分野で交流が加速化しそうだ。来年の120周年、ジャパンハウスの着工、翌年のリオ五輪と続く今後のビッグイベントに伴う両国の関係強化を十分に期待させるニュースだった。そしてW杯。日本代表はリーグ戦敗退と残念な結 […]
  • 写真を手に笑顔(後列左が樋口さん)2014年10月1日 ■ひとマチ点描■安倍首相との記念写真を配布中  「首相と写真、これほど記念に残ることはないですよ」とニッコリするのは、本紙カンピーナス代理人の樋口四郎さん(79、福岡)。文協が配布している安倍晋三首相夫妻との記念写真を手に顔をほころばせた。 24日午前に文協事務局を訪れ、その足で編集部へ。「いくらかって尋ね […]
  • オーリャ!2014年8月22日 オーリャ!  8月2日夜のスポーツ交流会で、伯柔道映画「グランデ・ビットリア」のDVDが、原作者マックス・トロンビーニさんから、安倍晋三首相に手渡された。その時のブラジル人の臨機応変な行動に強い印象を受けた。 握手を交わすだけでなく、集合写真の記念撮影が終わった瞬間を狙って渡した。予定 […]
  • 大耳小耳2014年8月21日 大耳小耳  大阪ジュニアバンドがなぜ剣玉を披露したのか。その場での説明がなかったので後で調べると、同市此花区では、その形が剣玉に似ていることから剣玉の普及に力を入れているとか。昨年は242人が一斉に「とめけん」(剣の部分に玉を刺す技)を成功させ、ギネス記録の更新まで。同式典でも同バン […]
  • 2014年8月21日 ■ひとマチ点描■首相サインにニッコリ=中尾契信さん(65、山口)=サンパウロ市  まさかの安倍晋三首相の直筆サインを手に入れた。『岸信介の回想』『安倍晋三と岸信介』の2冊に刻まれた署名をまじまじと見入り、「達筆ですね。同じ長州人として尊重してくれた」と称える。 文協大講堂で今月2日にあった歓迎会後の記念撮影で、隣に立った首相の肩を叩き、「山口出身の者で […]