ホーム | 日系社会ニュース | ■ひとマチ点描■南麻州のコロニア記者 パルミール・クレヴェルソン・フランコさん(51)

■ひとマチ点描■南麻州のコロニア記者 パルミール・クレヴェルソン・フランコさん(51)

 沖縄から訪れた慶祝団に随行取材し、シャッターを切り、メモを取る。褐色の肌に短髪黒髪のパルミールさんは、地元出身の非日系ブラジル人。
 元はカンポ・グランデ日伯体育文化協会の月刊機関紙「Tomodachi」の記者だった。しばらくボランティアで働いたが、移民百周年があった2008年に独立し、地元コロニアを取り上げる『MS Shimbun』(http://www.msshimbun.com.br/)を立ち上げた。
 「写真を撮って記事を書いて、広告を集めて編集する」社長兼編集長。南麻州全土のコロニアを飛び回る。購読料は年70レアル、5千部(12ページ、月刊)を発行する。
 「生まれたときから日系コロニアの中にいた。日本人の血は入っていないけど、日本人以上に日本人だよ」と人懐こい笑顔を見せた。

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