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天野氏の意思を役員らに伝える山村会長
天野氏の意思を役員らに伝える山村会長

UCES=天野基金3年達成困難か=最終年は3団体のみ入金=合計35万、目標額遠く

 天野基金、100万の達成は無理――? 聖南西文化体育連盟(UCES、山村敏明会長)は6日午前、オザスコ日伯文化体育協会で2014年度第4回定例役員会を行なった。3年で100万レアルを積み立てる『天野基金』は12年5月の開始以来、大詰めを迎えているが、現段階で約35万レにとどまっている。

 冒頭、構成団体の内24の文協から2万9980レの会費収入があったと報告された。また地元議員らによるエメンダ・パルラメンタール(議員割当金)について今年はオザスコ20万レ、ピエダーデ15万レ、コロニア・ピニャール6万レ、ヴァルジェン・グランデ・パウリスタ12万レ、レジストロ22万レ、ソロカバ8万レがあったと確認された。
 続いて『天野基金』について進捗状況も。コロニア・ピニャール在住の資産家・天野鉄人氏の提案により、12年度から3カ年で100万レを積み立てるという同基金だが、各文協の運営規模に合わせA6000レ(9団体)、B3000レ(6)、C1500レ(11)という金額に分かれ、同年5月の役員会から開始した。
 当初の計算では1年で計8万8500レが貯蓄され、その倍額を天野氏が寄付する取り決めで、3年間継続すると合計で79万6500レとなる。不足分を企業などに募り、その倍額を天野氏が再度寄付、計100万レを積み立てるという構想だった。
 1年目は14団体から6万1500レ、2年目は13団体から5万5500レだったが、最終年の今年は役員会前の時点で、3団体から7500レの入金にとどまった。内訳はレジストロ、マイリンケからそれぞれ3千レ、カウカイアから1500レ。
 3年合計で傘下団体による積立金は12万4500レとなり、天野氏から振り込まれた20万レに利子を足すと、合算で35万3793・37に。目標額にはほど遠く、3年では未達成となる見込みが高まった。
 山村会長から天野氏の意見が代弁され、「3年での達成を期待する」と再度強調された。丸3年が経過する第1回役員会(3月28日、コロニア・ピニャール)を一区切りとしており、今後の予定について「さらに10万レ振り込む準備が出来ている。その後企業回りをして、そこで得た倍額を支援する」という意思が伝えられた。
 山村会長は現状について、「これだけの金額が集まったのだから、もう後戻りは出来ない。4年、5年、それ以上かけても達成する」と表明し、出席者らに対し会費とともに支払うよう勧めた。
 その他先月3日にあった福嶌教輝・在聖総領事の聖南西地区訪問(ピラール・ド・スール、タトゥイー、イタペチニンガ)や、各文協と各部から来年度の行事開催予定日が報告された。
 なお来年の会合日程は以下の通り。総会(1月17日、ピラール・ド・スール)、第1回役員会(3月28日、コロニア・ピニャール)、第2回(6月13日、カウカイア)、第3回(9月12日、タピライ)、第4回(12月12日、ソロカバ)。

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