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2015年6月6日の記事一覧

健康体操9周年の集い=14日にモジ市体育館で

来社した(左から)小林副会長、川添会長、大矢会計

 ブラジル健康体操協会(川添敏江会長)が14日午前9時半よりモジ・ダス・クルーゼス市役所体育館(Av. Prof. Isabel Alves dos Santos, 56)で「9周年の集い」を行う。入場無料。 同集いは同会各支部の会員が一同に会する。会員全員や各支部に分かれ「世界にひとつだけの花」や「花は咲く」など計16曲を披露 ...

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大耳小耳

 東北楽天ゴールデンイーグルスのルシアノ・フェルナンド外野手が3日、通算4試合目となった対ヤクルト戦でプロ初安打となる本塁打を放った。フェルナンド外野手はブラジル出身の日本育ちで、今年からドラフト4位で加入した日系四世。4対2の2点リードで迎えた9回表、ピッチャー青山に変わる代打として打席に立った。貴重な追加点となるソロ本塁打に ...

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ガウショ物語=(31)=娘の黒髪=《6》=爺さんの素早い山刀さばき

「おれの方からあの赤毛野郎にくれてやる! 好きなだけ寝てこい、この雌犬め!」 額に青筋を立て、目をギラつかせた隊長は、娘の腕を離すと、ほどけかけた三つ編みをつかんだ。手にぐるぐるとふた巻き、首筋のところまで巻きつけて、頭をぐいと引っ張った……もう片方の手で短刀を引き抜き、ギラリと光る刃を憎い女ののど笛に当てた……。 刃はわずかに ...

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第30回 リオで日本語を学ぶ未来のシンパ

 リオデジャネイロで、日本語を学んでいる十数名のブラジル人と会って話す機会があった。年齢的には22歳から28歳ぐらいの若者で、すべて非日系人である。さらに7割がリオデジャネイロ連邦大学か州立大学の学生だった。 ほとんどの人たちが、日本語を学ぼうと思った最初のきっかけはやはりテレビのアニメで、そこから個々それぞれ、日本の音楽に興味 ...

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パナマを越えて=本間剛夫=93

 小屋の中は黒かったが、老爺がカンテラに火を入れると闇の中から少年と少女二人の顔が浮かび上がった。青年が老夫婦に私を日本人の友人だと紹介した。私たちは旅装を解いて土間に座り込んだ。老婆は土間の隅で夕食の支度を始めるかと思っていると、黄色い厚い煎餅のようなものを差し出した。「食べろ」というらしく何か呟いた。青年にならって私もおし頂 ...

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月千円で家が買える夢のような制度

ミニャ・カーザ・ミニャ・ビーダ(MCMV)政策で提供された集合住宅(Foto: Shana Reis/GERJ)

 ジウマ政権の貧困者向けばら蒔き政策(半分、選挙対策とも揶揄されている)の最たるものが、貧困者に最低限の生活費を保証するボウサ・ファミリア(BF)、同層に大衆向け住宅を安価提供するミニャ・カーザ・ミニャ・ビーダ(MCMV)、同層子弟に大学奨学金を低利で補助するFIESの3点セットだろう。だから緊縮財政になった途端、その全部に問題 ...

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